認証と秘匿・秘密鍵と公開鍵
認証 真正性の確認
秘匿 秘密の確保
歴史的に見ると、暗号は、軍事外交面での情報の秘匿のために利用されてきた。
1970年代、ネットワーク上の署名に変わる本人確認(認証)のために暗号利用。共通鍵・秘密鍵・公開鍵
共通鍵 秘密の鍵を共有する方式の暗号
公開鍵 各人が個人鍵(秘密鍵・公開鍵)を持つ方式の暗号秘密鍵 個人が秘密に保管する鍵
公開鍵 不特定の相手に使用してもらうための鍵
(辻井重男 暗号と情報社会 文芸春秋より)
不特定の相手に利用して貰う「公開鍵[77]」の中に、自分だけが知っている「秘密鍵[7×11]」を含ませる。
「鍵を二重構造にし、外側の鍵を公開して不特定多数の人々に使わせ、内側の鍵は自分だけの秘密とする方式で、公開鍵から秘密鍵を割り出せないようにするコンセプト」