高度情報化社会を目指す東南アジア随一の富裕国シンガポールで今年11月と12月、インターネットを利用した同国で初めての絵画オークションが実施されることになった。海外からも参加可能で、競売の前にコンピューター上に展示される出品録で希望作品を選択出来る。同国のストレーツ・タイムズ紙によると、出品されるのは地元の有名作家などによる油絵、水彩画、彫刻、工芸品で、11月8日の第1回オークションには60作品、12月8日の第2回には100作品が出される予定。主催組織の青年商工会議所の希望価格は、最高2万5千シンガポール・ドル（1ドルは約71円）から500ドルまで。約5万ドルの売り上げを見込み、一部は地元の福祉病院などへ寄贈される。IBMなどのコンピューターメーカーも協力している。

(yana)　[Mainichi Daily Mail Internet/ 98年10月22日] 　毎日インターネット情報

破産管財人による破産財団に属する財産の換価