流通の変貌

 

◎注文した本はコンビニで (3/25) 共同通信経済ニュース速報

 

 ソフトバンクとセブン−イレブン・ジャパン、トーハン、ヤフーの4社は3日、7月に合弁会社「イー・ショッピング・ブックス」(東京)を設立し、インターネットを利用した書籍の通信販売事業に参入する、と発表した。サービス開始は11月で、音楽CDの取り扱いも予定している。

 新合弁会社が始めるサービスは、書籍の注文をインターネットで受け、商品の受け取りと代金の支払いはコンビニのセブン−イレブンでできるのが最大の特徴。インターネットに多いクレジットカードによる決済に不安を感じている人も受け入れやすいとみている。

 利用者はホームページ上で国内の本約140万点の中から欲しい書籍を検索して注文。注文を受けた本はトーハンからセブン−イレブンへの配送システムを使い、全国の約7800店に届ける。近所に店舗がない人のために宅配便を使った自宅への直接配送も受け付ける。

 合弁会社の資本金は2億円でソフトバンク50%、セブン−イレブン30%、トーハン10%、ヤフー10%出資。

 インターネット上の本屋は米国で急成長しており、今後国内でも競争が激化しそうだ。                 (了)

[1999-06-03-18:54]

 

 

 

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