プロジェクト

横浜市青葉区との連携事業

本学は横浜市青葉区と連携・協力に関する基本協定を締結しており、本研究室も携わっています。
平均寿命が全国トップクラスの横浜市青葉区の方々と一緒に活動できることは貴重な経験となっています。

●ウォーキングイベントの開催(春と秋の年2回)
青葉区福祉保健課との連携事業です。
事前準備(コースの設定、広報(チラシの作成やラジオ出演)、アンケートやマップの作成など)から当日の運営(運動指導、案内や誘導など)まで学生が主体的に取り組みます。
当日は、参加者の方たちとコミュニケーションを取りながら歩きます。
これらの成果は、ウォーキングマップや論文として発表されています。

季節を感じる青葉ウォーキングマップ
①青葉さくらウォーク  ②A青葉バラウォーク/B水沢の森・平瀬川源流・花桃の丘めぐり  ③寺家ふるさとウォーク

論文
尾山裕介,吉田勝光.地域資源を活用したウォーキングマップの作成―横浜市青葉区の事例―.文理シナジー,23(2),171-178,2019.

●こころと身体の健康調査
青葉区高齢・障害支援課との連携事業です。
他学部の先生との共同研究で、中年期から老年期における認知症発症リスク低減に向けた調査となります。
①質問紙調査(全国)、②質問紙調査(青葉区)、③対面調査(青葉区)から構成され、本研究室は主に対面調査の認知機能や運動機能の測定を担当しています。
2022年度は、青葉区内の9つの地域ケアプラザにご協力いただき、約150名の方に参加していただきました。

●青葉区民まつり
毎年、11月3日(祝日)に開催される青葉区民まつりにブースを出展しています。
健康チェックを体験してもらって、ご自身の身体や健康について確認してもらっています。

桐蔭生涯学習講座

本学では、地域住民を対象に約30講座(人文教養、語学、趣味・芸術、生活、健康)を開講しています。
本研究室も瀬戸口研究室・林田研究室と連携しながら、健康に関する知識を身につけられる講座を展開しています。
講義と実技でどのくらい身体が変化するのか、講座前後に測定を行うことで実感してもらいます。

論文
林田はるみ,佐藤里緒,尾山裕介,齋藤れい.高齢女性を対象としたトランポリン運動による 下肢運動機能の変化.日本スポーツリハビリテーション学会誌,11,1-7,2022.